<わたし>を癒し、地球を癒す
2009 年 9 月 3 日 木曜日
マクロビオティックは、欧米をはじめ世界各国に広まっています。もちろん個々人に心身の「健康」や「長寿」をもたらすからですが、理由はそれだけではありません。地球の「健康」や「長寿」にも役立つからなのです。いいかえれば「エコロジー的」だということ。マクロビオティックは、自分の生命を大きな視野で見ることにとどまりません。というより、そうするためには必然的に、社会や環境や他の生命も含めて、大きな視野で見ていかなければならないのです。
肉の食べすぎと成人病との関係は、アメリカなどではかなり早くから指摘されていました。これは、個人にとっての影響といっていいでしょう。けれど、もう少し大きな視野をもって見ると、もし畜肉動物に食べさせるだけの穀物をかわりに人間が食べるようにすれば、地球上で今の数倍の人口が養えると試算する人もいます。つまり飢餓の問題に、一つの解決への方向が示せるのです。また農薬や化学肥料を使わずに作った野菜や穀物が人の健康によいのは当然ですが、そのような、土や自然の力を生かした農業が、地球環境の浄化につながることも忘れてはなりません。基本的に自分が住んでいる土地でとれるものを食べるようにすれば、輸送に使われるエネルギーの節約にもなります。
地球の環境がよくなれば、すべての生命が、もっともっと健康になっていけます。地球を癒すことが、自分自身を癒すことにもなるのです。


