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蕪(かぶ)

2010 年 2 月 28 日 日曜日

蕪(かぶ)は別名、『かぶら』もしくは『すずな』ともいい、春の七草の1種として知られています。
その形は大根に似ていますが、植物学的な分類では、むしろ白菜に近いと言われています。
また、東洋種と西洋種があり、大きさによる分類や、根の色によって白かぶや赤かぶといった分類をされます。
東洋医学的には消化器の働きを整える整腸作用が知られており、特に冷えからくる腹痛などの胃腸障害を和らげる作用があります。
また、便秘の改善にも有効です。
かぶは白い根を食べるものと思われがちですが、栄養学的にはむしろ葉の方がビタミンやミネラルが豊富です。お味噌汁に入れるなどして、ぜひ召し上がってください。昔からかぶの葉と少しのお米を煮た後、布巾などで濾し、その濾し汁を飲用すると二日酔いに効くことも知られています。
これからの季節の冷えの症状や、暴飲暴食してしまった時には本当に有り難いお野菜ですので、ぜひ活用してください。

銀杏(ギンナン)

2009 年 12 月 2 日 水曜日

イチョウ自体も非常に生命力のある木として知られており、その葉で作ったお茶には血流の改善や血圧の安定作用があることから、アメリカでは『ブレイン・フーズ』とも呼ばれ、認知症やアルツハイマー病などの改善にも有効といわれています。

イチョウの実である銀杏(ギンナン)にも薬効があり、滋養強壮効果のほか、痰を切る効果があるとして咳止めとしても用いられてきました。肺機能全体を高める効果もあるので、喘息や結核にも有効で、医療現場でも結核の症状緩和に用いられていました。
その他にも腎臓や膀胱を温める作用があり、夜尿症や頻尿の改善にも有効です。
食べ方は普通に炒っていただければ結構ですが、生焼けは中毒を起こしやすいので、しっかりと火を通すようにしてください。また、薬効があるからといっても食べすぎはかえって体を痛めてしまいます。大人でも続けて摂る場合には一日5個程度まで、子供は1粒で十分です。

茄子(なす)

2009 年 12 月 2 日 水曜日

『秋ナスは嫁に食わすな』という言葉があるとおり、ナスは体を冷やす作用が強く、マクロビオティクでは陰性な野菜の代表として知られています。ちなみにナス科に属する代表的な野菜のトマトやピーマン、シシトウ、トウガラシ、ジャガイモ、タバコなども体を冷やす作用がありますので、これからの季節には摂りすぎに注意が必要です。

食べる時には火を入れ、お味噌や塩などの陽性食材と共に召し上がってください。
体質的に陽性が強く高血圧などがある方には、陰性の性質を使って治療食として用いることもあります。
手当法として有名なのは『ナスの黒焼き』です。
これは、ナスのヘタを塩漬けにした後に黒焼きしたもので、『デンシー』という名前で販売されていることもあります。歯槽膿漏や歯痛、口内炎の特効薬として用いられますが、使い方は簡単で、その粉末を直接患部に塗りこむだけです。慢性的な歯槽膿漏の方は、寝る前に歯茎に塗りこんでから就寝します。
また、これらの予防にナスの黒焼きを練りこんだ歯磨きチューブなどもありますので、歯周病が気になる方は、ぜひ一度お試しください。

蕎麦(そば)

2009 年 12 月 2 日 水曜日

蕎麦は他の雑穀に比べ、たんぱく質が多いのが特徴です。修験道の行者が千日回峰行などを行う際に『五穀断ち』という主食を抜く行を行いますが、その代わりの主食として用いられるのが蕎麦なのです。つまり、主食としても用いられるほど栄養価も高いということです。しかし、蕎麦に含まれるたんぱく質には、体脂肪の蓄積を抑制する働きもありますので、必要以上に摂取しなければ肥満になる心配もありません。

成分的に見ていきますと、ルチンという成分が含まれています。このルチンには、血液の浄化や毛細血管の強化といった働きがありますので、血圧を下げ、脳出血などの予防に有効です。
またコリンという成分には、肝硬変や動脈硬化を防ぐはたらきや、自律神経失調症になりにくくする効果があるともいわれています。
ビタミン類を見れば、ビタミンB1、B2なども豊富に含まれています。

そのほかにも、疲労回復に効果のあるパントテン酸、お肌によくシミ、ソバカス防ぐシスウンベル酸、大腸ガンや便秘になりにくくする食物繊維が蕎麦(ソバ)に含まれているなど、いろいろな効能や効用、効果があります。

マクロビオティックの手当法としては、その陽性な働きを利用して、肝臓がんで起こる腹水の除去に用います。西洋医学的にも腹水を取るのは非常に難しいことなのですが、蕎麦パスタを用いると、劇的に引いた経験があります。お腹をさわってみて、冷たい腹水の場合には蕎麦パスタをし、熱を持っている場合には里芋パスタを行います。
どちらも効果が出るときには凄く有効ですので、試すだけの価値がある素晴らしい治療法だと言えるでしょう。

お蕎麦として食べる以外にも陽性な食材ですので、これからの季節には蕎麦がきや蕎麦茶、そば粉を使ったクレープなど、様々な方法で美味しく頂いてください。

茗荷(みょうが)

2009 年 12 月 2 日 水曜日

ミョウガは生姜科の食べ物で、生姜と同じく香りや辛味が強く、体を温め氣の流れを良くする食材です。
薬膳の考え方では、不眠や生理痛、生理不順などによく効くとされています。熱がこもることによる体の不調に良く、解熱、抗菌作用があるので、夏バテにもピッタリです。

薬効としては血行の促進、発汗促進、食欲亢進作用といった作用があり、高血圧、肩や腰のコリ、関節リウマチなどにも良いとされています。
体を温める作用がありますので、冷え性のある方は薬味や汁物の具、漬物などにして食してください。
夏場の冷房で冷えた体の改善にも適しています。

近年は9月に入っても残暑厳しい日が続きますので、ぜひ上手にご利用ください。

山芋

2009 年 12 月 2 日 水曜日

暑い季節の体力低下や、胃腸の疲れにおススメなのが山芋です。

マクロビオティックの考えでは、地中深くに延びて生える山芋は、陽性食材の代表とされており、陰性症状の強い時には鉄火味噌などにも混ぜて使います。また、白血病の患者には直接山芋を脊椎の上から湿布する山芋パスタが用いられ、多くの改善例が報告されています。
東洋医学でも山芋は山薬という名前の生薬として用いられ、消化機能を整えると共に、肺と腎を補う作用が知られています。

成分的に見ていきますと、ネバネバ成分の主成分であるムチンは、胃腸の粘膜を保護すると共に、タンパク質の消化・吸収を高め、滋養強壮作用を現します。
大根に含まれていることで有名なジアスターゼやアミラーゼといったタンパク分解酵素も大根の約3倍含まれていますので、暴飲暴食で疲れた胃にも適している食べ物です。
また、糖の吸収を穏やかにして血糖値を下げ、糖尿病の改善にも役立つのです。
昔から麦ご飯に掛けて食べられていますが、山芋とビタミン・ミネラルに富む麦ご飯を一緒に食べる事で、より滋養強壮作用が高まりますので、夏バテには最適です。

豆腐

2009 年 12 月 2 日 水曜日

夏の定番食材の一つといえば冷奴ですが、マクロビオティックの手当てにもお豆腐は大変重宝します。
食べ物の陰陽でいえば、お豆腐は体を冷やす陰の作用を持つため、夏場のホテった体から熱を取るのに有効ですし、さらに風邪や肺炎などで高熱が出たときや、打ち身や捻挫などで患部が熱を持っているような時にも手当てとして利用できます。

時間があるときには木綿豆腐をしっかりと水切りし、小麦粉とおろし生姜を混ぜて使いますが、時間の無い時には1センチくらいの厚さにスライスして直接額などに当て、すべり落ちないように大き目の和紙を上から被せて固定します。熱を下げる働きが強いため、基本的には38.5度以上の高熱時にのみ利用し、それ以下の体温になれば青菜パスタなどの他の手当て法に切り替えます。

このようにお豆腐自体が、熱を取る働きを強く持っているので、夏以外の時期に冷奴や豆乳などを取り続けると体が冷えてしまいます。
特に冷え性をお持ちの方は、豆乳を頻繁にとるのは控えられたほうがよいでしょう。納豆も確かに体には良いですが、同じく冷え性の方は食べすぎに注意してください。

栄養学的に見ても、畑の牛肉といわれる大豆が原料ですので、良質なタンパク質を含んでいますし、女性ホルモン様の働きを持つ大豆イソフラボンなども含まれています。
大豆自体にも中性脂肪やコレステロール、血圧を下げる効果があることも知られていますので、適量を上手に利用されるとよいでしょう。
ただし、現在では大豆のほとんどが輸入品ですので、ぜひ良質な国産品をご利用下さい。

梅肉エキス

2009 年 12 月 2 日 水曜日

梅雨の季節は湿度が高い上に気温も上昇してくるため、一年で最も食中毒の発生しやすい季節です。
最近では食品の加工や保存の技術が進み、以前ほど食材自体が汚染されていることは減りましたが、依然としてこの季節に食中毒が多いのにはいくつかの理由が考えられます。

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ウリ科の食材

2009 年 12 月 2 日 水曜日

暑い時期には体に熱がこもりやすいため、ついつい水分を摂りすぎになってしまいますが、体内に余分な水分が蓄積しますと腎臓や心臓に負担がかかりやすくなってしまいます。
この水分の代謝と熱のコントロールをうまく行ってくれる食べ物が、この時期に旬を迎えるスイカ、キュウリ、ニガウリ(ゴーヤ)、冬瓜(トウガン)などのウリ科の食べ物です。
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どくだみ

2009 年 12 月 2 日 水曜日

ドクダミは日本では十薬(じゅうやく)とも言われ、漢方や民間療法にも広く用いられています。

開花時期に葉や花を取り、しっかりと陰干しします。これを刻んだものが漢方薬局などで販売されている十薬、または重薬です。
ドクダミには排毒作用があり、皮膚疾患などに用いられます。お茶としての飲用も効果がありますし、にきびやあせも、湿疹などには生葉の絞り汁を用いたり、直接もんだ葉を貼り付けたりすることも有効です。

また、乾燥させた葉を煮出し、お風呂に入れて入浴剤として用いる事もでき、主に乾燥した皮膚炎に用います。乾燥の強いアトピー性皮膚炎の方には、ドクダミの煮出し汁をガーゼなどに含ませてパッティングすると炎症やかゆみを抑える効果も期待できます。

お茶には動脈硬化を予防する働きもありますので、脳卒中や心筋梗塞の後遺症にも有効です。効能の範囲が広い事から、あらゆる病気に効くという意味で十薬という名前がついていますので、ぜひ日常の健康飲料としてお茶の飲用をお勧めします。

生姜

2009 年 12 月 2 日 水曜日

生姜は生姜科の多年草で、食用としても漢方薬の材料としても不可欠な植物です。

漢方における生姜の働きは、体を温めると共に氣の流れを良くし、特に肺・胃・脾の経絡に作用するとされています。

結果として、体温を高め毒素の排泄力を高めますので、体外から侵入してきたウイルスなどを追い出す働きが期待できます。氣の流れを良くする作用も、消化器の動きを活発にさせますので、消化不良や便秘などの改善効果もあります。

また、殺菌効果も非常に高く、昔から鰹のたたきやお刺身、肉料理などに調味料としてだけではなく保存・殺菌の目的でも用いられてきました。

インフルエンザや感冒を予防する目的で用いるのであれば、やはり体を温め、血流を改善する働きのある葛(メルマガ2号で紹介)と共に、生姜入り葛湯として摂ると相乗効果が期待できます。生姜湯のみでも効果はありますが、市販品の中には白砂糖や食品添加物が入っているものもあり、中には逆効果になるものもありますので注意してください。
生姜湯で足湯をしたり、お風呂に少し入れることも、体を温める効果があります。
マクロビオティックの手当てとして用いられる梅醤番茶にも生姜を必ず入れてください。
こちらも梅が持つ殺菌作用や解毒作用とあわせて、インフルエンザの感染予防・症状改善に効果があります。

皮の部分に高い効能がありますので、なるべく質の良いものを皮ごと用いられることをお勧めします。

ひじき

2009 年 12 月 2 日 水曜日

ひじきの旬は5月とされ、この時期のヒジキは生でサラダにして食べても美味しくいただけます。
ヒジキをはじめとする海藻類には、母なる海のミネラルが豊富に含まれていますが、その中でもヒジキはミネラルが多く、カルシウムも昆布の2倍も含まれています。
ただし、これらのミネラルの中には水溶性の成分も含まれますので、乾燥ヒジキを戻す際の戻し汁や、調理の煮汁なども一緒に食すのが良いでしょう。
マクロビオティックの調理法では、一物全体の考えから、これらの戻し汁も捨てることなく利用しますので、まさに理想的な調理法ですね。

その他にも中性脂肪やコレステロールを下げる働きや、豊富な食物繊維による腸内環境改善作用などもあります。
東洋医学的には腎臓の働きを強くすると共に血管を強くする働きがありますので、血圧を調整する作用もあるとされています。
マクロビオティックでは、ゴマ塩をかけた玄米ごはんを主食にヒジキ蓮根ときんぴらごぼうを2~3箸、お味噌汁というメニューが基本食の一つの形とされています。
食生活が乱れた時や、少し体調が乱れた際には、ぜひこの基本食を実践してみてください。
ひじきは乾物として1年中利用できますし、素晴らしい働きもありますので、ぜひ常備菜としてご利用下さい。料理法にも工夫すれば、サラダやコロッケの具などにも使えますので、ぜひバリエーションを増やして楽しんでください。

ヨモギ

2009 年 12 月 2 日 水曜日

ヨモギは東洋医学では葉も漢方薬として、また葉のうぶ毛は艾(もぐさ)としてお灸などに使います。

ちなみに「もぐさ」という字は「無くなる」という意味を持ち、ヨモギは「病気を無くす」葉という意味があります。日本でも江戸時代には、コレラを無くす魔除けとして5月5日の早朝に採取したヨモギを玄関にかける習慣があったそうです。

ヨモギの利用法ですが、まずはお茶として飲用します。

血液をきれいにする働きがありますので、肝臓病やアレルギーなどをはじめ、様々な病気に利用できます。

採取した葉を天日で干し、貯蔵しておいたものは1年中効能が高いのですが、きちんと乾燥させないとカビなどの原因となりますので注意してください。

市販品もたくさん出回っていますが、質の悪いものは外国産の蓬を使っていたり、農薬を使って畑で栽培していたりするものもありますし、乾燥過程でも天日ではなくボイラーなどで機械的に乾燥させているものもありますので、品質を見極めてお使いください。

入浴剤として使われることも多く、美肌の他にも皮膚のかゆみを抑える働きがあるので、湿疹などの治療にも用います。

また、『5月病』などの春のウツ病にもヨモギをはじめ、春に採れる山菜や野菜は効果があります。

特にヨモギはその抗酸化作用や過剰な湿度を除く作用、気の廻りをよくする作用により血液循環を改善して、ウツ症状を改善してくれます。

この場合には、ヨモギを野菜として料理や団子などに入れるのも良いでしょう。

塩茹でしたヨモギを炒め物などにして食すのもお薦めです。

昔から「万病に効く」と言われてきたヨモギですので、ぜひ旬のパワーをぜひご利用ください。

春菊

2009 年 12 月 2 日 水曜日

春菊はその名の通り、本来は春を旬とするキク科の植物です。

原産は地中海地域で、現地では主に観賞用として広がり、現在でも食用にしているのは日本や中国などの東南アジアだけです。

東洋医学的な効用は血液をきれいにする浄血作用と、肺の粘膜を潤し痰(たん)を亡くす働きが知られています。

栄養素としてはβ―カロチンやビタミンC,B,Eを豊富に含む他、カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルもバランスよく含まれています。(特にβ―カロチンはホウレンソウよりも多く含まれます)

その効用には、美肌効果、コレステロールの減少、食物繊維による整腸作用などがあります。また、特有の香りにより、食欲不振の解消や肉や魚の臭みを消すこともできます。適量であれば、どの体質の方にも合いますので上手にご利用ください。

三年番茶

2009 年 12 月 2 日 水曜日

マクロビオティックで日常の飲料として最も勧められるのが、三年番茶です。

三年番茶とは、3年以上育成した茶木から採取した茶葉を3年以上熟成させたものを指します。

できれば陰陽論の考えから、葉の部分より茎を中心としたものが、より陽性でお勧めです。

日本人の食生活には欠かせないお茶ですが、緑茶はビタミンCやカフェインが多く、たくさん飲むと体を冷やしたり、頻尿を起こしたりすることがありますので注意が必要です。従いまして、ほうじ茶や番茶などの色の濃いお茶を中心に飲まれるとよいでしょう。

三年番茶は特に3年間熟成している間にカフェインもほとんど含まれなくなりますので、離乳期の赤ちゃんの飲料としても理想的です。

マクロビオティックでは、三年番茶は手当てにも使われます。

番茶に含まれるタンニンやカテキンという成分に細胞を引き締める作用や殺菌作用があります。そのため、この時期に多いインフルエンザや風邪の予防には、三年番茶に自然塩を少し加えた「塩番茶」でうがいをすると、細菌やウイルスの感染予防になります。

また、花粉症がある方にもお勧めで、この「塩番茶」で洗眼や洗鼻、うがいを行うと、付着した花粉を洗い流すとともに、細胞自体の症状が軽減することもあります。

「塩番茶」の塩分濃度は体液と同じ塩分濃度の約1%が理想とされていますが、実際には測定が困難なため、おおよその量で結構です。塩分濃度が濃すぎても、薄すぎても目や鼻が沁みますので、沁みない程度に加減してご利用ください。

温めた「塩番茶」をタオルやオシボリに浸し、目の上に蒸しタオルのようにして載せておくと、眼精疲労を始め、様々な目の症状改善にも用いられます。

ハトムギ

2009 年 12 月 1 日 火曜日

ハトムギは熱帯アジア原産、イネ科の1年草です。

日本では古来、その薬効が知られており、日常の常備薬としても用いられてきました。

中国の古書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」には、「筋肉が異常緊張してひきつり、屈伸できないもの、関節炎、リューマチ疾患、疼痛のある身体マヒによい」と記され、「久しく服すれば強壮剤にもなる」と書かれています。

ハトムギの生薬はヨクイニンという名で用いられており、健胃、解熱、利尿、解毒作用、催乳作用があるとされています。そのため慢性胃腸病、潰瘍、下痢、リウマチ、神経痛からイボ取りや美肌にも有効とされています。

最近では美肌効果が注目され、若い女性の利用者が増えているそうです。

この場合には、ヨクイニン10~30gを煎じてお茶として飲用します。

もちろん普段食べられているごはんに混ぜて食されても効果があります。

最近の研究では、ハトムギに含まれるコイクセラノイドという成分に腫瘍抑制作用があることもわかってきました。特に胃ガンや食道ガンに効果があるという報告もあります。

ハトムギは日常にありふれた雑穀の一種ですが、日常的に用いる事で様々な効能が期待できますので、ぜひ継続してご利用ください。ヨクイニンとして用いるには、漢方専門薬局などに行かれると簡単に入手できます。

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