ハトムギ
2009 年 12 月 1 日 火曜日
ハトムギは熱帯アジア原産、イネ科の1年草です。
日本では古来、その薬効が知られており、日常の常備薬としても用いられてきました。
中国の古書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」には、「筋肉が異常緊張してひきつり、屈伸できないもの、関節炎、リューマチ疾患、疼痛のある身体マヒによい」と記され、「久しく服すれば強壮剤にもなる」と書かれています。
ハトムギの生薬はヨクイニンという名で用いられており、健胃、解熱、利尿、解毒作用、催乳作用があるとされています。そのため慢性胃腸病、潰瘍、下痢、リウマチ、神経痛からイボ取りや美肌にも有効とされています。
最近では美肌効果が注目され、若い女性の利用者が増えているそうです。
この場合には、ヨクイニン10~30gを煎じてお茶として飲用します。
もちろん普段食べられているごはんに混ぜて食されても効果があります。
最近の研究では、ハトムギに含まれるコイクセラノイドという成分に腫瘍抑制作用があることもわかってきました。特に胃ガンや食道ガンに効果があるという報告もあります。
ハトムギは日常にありふれた雑穀の一種ですが、日常的に用いる事で様々な効能が期待できますので、ぜひ継続してご利用ください。ヨクイニンとして用いるには、漢方専門薬局などに行かれると簡単に入手できます。



