三年番茶
2009 年 12 月 2 日 水曜日
マクロビオティックで日常の飲料として最も勧められるのが、三年番茶です。
三年番茶とは、3年以上育成した茶木から採取した茶葉を3年以上熟成させたものを指します。
できれば陰陽論の考えから、葉の部分より茎を中心としたものが、より陽性でお勧めです。
日本人の食生活には欠かせないお茶ですが、緑茶はビタミンCやカフェインが多く、たくさん飲むと体を冷やしたり、頻尿を起こしたりすることがありますので注意が必要です。従いまして、ほうじ茶や番茶などの色の濃いお茶を中心に飲まれるとよいでしょう。
三年番茶は特に3年間熟成している間にカフェインもほとんど含まれなくなりますので、離乳期の赤ちゃんの飲料としても理想的です。
マクロビオティックでは、三年番茶は手当てにも使われます。
番茶に含まれるタンニンやカテキンという成分に細胞を引き締める作用や殺菌作用があります。そのため、この時期に多いインフルエンザや風邪の予防には、三年番茶に自然塩を少し加えた「塩番茶」でうがいをすると、細菌やウイルスの感染予防になります。
また、花粉症がある方にもお勧めで、この「塩番茶」で洗眼や洗鼻、うがいを行うと、付着した花粉を洗い流すとともに、細胞自体の症状が軽減することもあります。
「塩番茶」の塩分濃度は体液と同じ塩分濃度の約1%が理想とされていますが、実際には測定が困難なため、おおよその量で結構です。塩分濃度が濃すぎても、薄すぎても目や鼻が沁みますので、沁みない程度に加減してご利用ください。
温めた「塩番茶」をタオルやオシボリに浸し、目の上に蒸しタオルのようにして載せておくと、眼精疲労を始め、様々な目の症状改善にも用いられます。



